なぜ、人は「繰り返し」弔うのか?
なんか、儀式とか芸能とか言っていると、「ああ、萩原くんはスピリチュアルな人なんだね」となりそうだけど、残念ながらそっちには全く興味がない。オカルトとかエセ科学には、わりと白い目を向ける方だし、EM菌が放射能汚染に効く! とか水に毎日ありがとうと言えば素敵な結晶が! とかはごにょごにょごにょ。
ただし、かもめマシーンがいっこうに売れる気配がないのは、イルミナティの陰謀ですよ。これは確信しています!!!!!!!!!
で、僕が民俗芸能に興味があるのはどういうことかといえば、例えば、どんな最新のITベンチャー企業だろうと、絶対に「忌引」が制定されているのはなぜかということだ。どんなに現代社会が推進されていっても、「死」や「向こう側」に対する畏敬の念が(薄まりはしても)消えることはない。だから、別に懐古趣味でこういうことを言ったりやったりしてるわけじゃない。
続きを読む【随時更新】かもめマシーンの制作作業
備忘録も兼ねています。
「制作」といっても、うちの劇団、メンバーは実質僕だけなので全部、僕ひとりでやっているんですよ。これしかやってないの!? と思われるでしょうが、人には限界というものがありましてですね……。
アドバイス求む!
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志賀理江子「螺旋海岸notebook」抜き書き
P13
本当になにも存在しないかもしれないとう切羽詰まった感じだったから、心の底から確かに信じられるものがどうしても必要だったんです。例えば走ってはあはあって息をした時の苦しい感じとか、思い切り叫んで息が続かなくなる寸前のしびれとか、……そうすると精神がすごく静まるんです……その頃は生活環境と体で駆け引きをしていたと思います。
P14
どんな仕組みなのかもわからない「カメラ」という機械だったけど、これさえ使えば目の前の現実がその瞬間は思い通りになる。この気持ち悪い体から、運動することよりもはるかに確立が高く抜け出せて、自分が思い描くイメージの世界に飛んでいける
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