それでも小劇団がプレスリリースを書いた方がいい理由
もしも、単純に動員を増やしたいんなら、俳優をたくさんキャスティングできる作品で、ダブルキャストかなんかにすればいい。たいていの小劇団はギャラなんて支払わないし、あまつさえ、チケットノルマまで取りやがる(かもめマシーンは、すごく少ないけど、毎回ギャラ出してるぞ!)。誰かが出てるとなれば、友達とか、知り合いは見に来る。そして、その誰かを出す際には、ほとんどコストはかからない。不条理だけども、こんな美味しい話もない。
でも、まあ、そうじゃない意味で集客というものを考える。つまり、「友達でも知り合いでもない人に見に来てもらうために」ということだ。けど、小劇団には、金がない。だから、マスメディアに広告を出したりして集客をするなんて、できっこない。だから、どうするか? プレスリリースだ。
続きを読む小劇団のチラシをつくる4つのポイント
4月に開催する次回公演「ニューオーダー」のチラシが刷り上がったので、チラシについて考えていることをまとめ。小劇団のしかも自主公演というもののチラシをどういう風に作ればいいのか。考える一助になればと思う。劇団を立ち上げた時に、こういうことを教えてくれる人がほしかったなあと7年目にして思います。各集団いろいろ前提条件は異なるけど、あくまでもかもめマシーンのような金も知名度もないケースとして。チラシ印刷に10万円も20万円も使えないんだよ……。
チラシというと、すぐに「デザイン」という話になるけど、ビジュアルだけがデザインじゃない。それは、あくまでもチラシデザインの中の一要素に過ぎない。ビジュアルデザインに関しては、僕はよくわからないから藤井くんに任せているけど、それ以外の「デザイン」については考えられる。
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野良 アフタートーク
野良のアフタートークが公開されていたので、こちらにも転載。
アフタートークと言いつつ、喋ったわけではなく、インタビュー原稿っぽく書いたものです。ライターとしての本領発揮ですな。最後の質問は、今年のフェスティバルボムが韓国と横浜でやるということで、完全に先を越された……。
ところで、野良では2月末日までクラウドファンディングを受け付けています。どうぞよろしゅうに。
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