黒瀬陽平「情報社会の情念」抜き書き
情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う (NHKブックス No.1211)
- 作者: 黒瀬陽平
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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P12
震災は、被災者だけでなく、筆者のような直接の被災者ではない人間にも「とりかえしのつかないこと」をもたらした。復興とは、このような「とりかえしのつかなさ」と向き合い、乗り越えてゆく行為なのではないか。
続きを読むトヨタコレオグラフィーアワード_メモ
*JCDNでは、コンテンポラリーダンス作品をこのように考えます。現代社会に生きる同時代のアーティストが生み出す作品。テーマやダンスムーブメントに同時代を感じ共感し得るこができ、オリジナルなムーブメントの発明・開発や、先駆的なダンスの価値の提示を目指すもの。観客が豊富なイメージを想起できる作品。音楽、映像など、他のジャンルとの共同制作も含めた総合舞台芸術作品。
続きを読む島田裕巳『0葬』抜き書き
アガンベン「バートルビー 偶然性について」抜き書き
バートルビー―偶然性について [附]ハーマン・メルヴィル『バートルビー』
- 作者: ジョルジョアガンベン,Giorgio Agamben,高桑和巳
- 出版社/メーカー: 月曜社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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ケント氏から渡された課題図書。久々に哲学の本を読んだ。
続きを読む宮本常一「忘れられた日本人」抜き書き
P20
(寄り合い)
そういう場での話し合いは今日のように論理づくめでは収拾のつかぬことになっていく場合が多かったと想像される。そういうところでは喩え話、すなわち自分たちの歩いてき、体験したことに事寄せて話すのが他人にも理解してもらいやすかったし、話す方も話しやすかったに違いない。
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